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2019.05.12 Sunday

ソファーの話が車の話になった。

 

一度販売終了したソファー。

 

再び輸入を再開した。

 

今、アメリカで一番旬なソファー!?

 

 

商品を仕入れる難しさ。

 

大抵僕が格好良いと思うものは売れない。

 

しょうがない事。

 

でもそうでなくてはならない事。

 

プロが格好いいと思うものと、消費者が格好いいと思うものが一緒ではプロの意味がない。

 

 

 

数年前日本でデニムのソファーが少し流行った。

 

「西海岸」だ「カリフォルニア」だ「ロンハーマン」だというお客様が日本のマスメディアに洗脳され、

 

デニムのソファーを購入した。

 

果たしてアメリカ人がデニムのソファーに座っているのであろうか?

 

 

 

 

以前ブログで書いた記憶があるが、1995年頃〜 日本でアメ車が流行った。

 

その中心となった車が、「フォードのトーラス」「シボレーのアストロ」「シボレーのカプリス」であった。

 

一応僕も全て乗った、所有した。

 

この手の車共通点。

 

日本の若者は格好いいアメ車の代名詞としてこれらの車に乗っていた。

 

しかしアメリカでこの3台は若者が乗りたくない車、ベスト3のような車種であった。

 

日本特有の間違った情報?

 

マスメディアが間違った伝え方をした結果。

 

なぜアメリカの若者はこの手の車を嫌うのか?

 

答えは簡単。

 

「ファミリーカーだから」

 

ミニバン・ステーションワゴンは家族のいるファミリーが乗るもの。

 

日本以外の国で、格好いい車の代名詞と言えば、「スポーツカー」

 

「2ドア」

 

これが世界の常識。

 

日本は少し違う???

 

遅れている?

 

車に関しても、インテリアに関しても。

 

技術じゃないよ。

 

 

 

 

カッコいいアメリカ人は4ドアの車を見てなんて言うか?

 

「ドアが多すぎる!!」

 

「ドアは2枚に限る!!」

 

これが格好いい車の定義。

 

ステーションワゴンやミニバンは論外。

 

 

 

 

 

 

古い写真が出てきたのでアップしよう。

 

 

 

 

 

前列左がシボレーのカプリス

 

僕が直接アメリカで買った車 ワンオーナーだった。

 

本当は違う車を買うつもりだった。

 

あの日はコルベットを狙って、オークション会場に向かった、ハービーと。

 

コルベットは泣く子も黙るスポーツカー。

 

で、ドアは2枚。

 

しかしお目当ての車がない。

 

オークション中盤に差し掛かり、当日出品の車が入ってきた。

 

その中の1台がこのカプリス。

 

カプリスなんてぜんぜん買う気はなかった。

 

しかし、「Aタイトルで走行距離が少ない」

 

それから、女性オーナーだということがすぐにわかった。

 

程度が良い。

 

 

アメリカの場合、ラジオ局が多い。

 

どんなラジオ局がインプットされているかで、前オーナーが見えてくる。

 

この車は女性のワンオーナー車。

 

これもたくさん車を買った経験から。

 

 

 

僕の場合、車を買う時なんてほとんど衝動買い。

 

衝動買いしなければ車なんか買えない、と思っている。

 

「プリウス」買うわけじゃないしね。

 

趣味的なものだから・・。

 

同じ車でもプリウスは実用でしょ。

 

 

 

あまり大きな声では言えないけど、車を衝動買いする僕にとって、その1/10以下の金額の

 

家具を悩む人間の行動はあまり理解できないのが本音!!

 

でも大人だから、きちんとお客様が購入に際し、悩んでいるまたは考えている場合、一緒に全力でお客様の

 

立場を考え日々提案させていただいております。

 

もう20年近くやっているからね、この仕事。

 

 

 

 

悩む人とそうでない人。

 

一つは性格。

 

もう一つは、常に感性(センス)を磨いているかどうか?だと僕は思う。

 

性格はどうにもならないかもしれない。

 

しかし、常日頃感性(センス)を磨いている人は、自分の考えや嗜好ややり方、などが訓練されているので

 

その対象が何であれ衝動買い?すぐに判断できるのだと僕は思う。

 

金額の問題ではない気がする。

 

車に対しても、こういう車はこういう風に乗る。

 

どの様にして選ぶ。

 

そんなことが訓練、感性を磨いているから判断が早い。

 

だから僕は家具を選ぶのも、仕入れるのも、誰よりも早い。

 

そう言えば、先日設計する立場の人間と話をした。

 

「そんなにすぐ図面書けるの?」と僕が質問すると、「俺、早いんだよ」との答え。

 

彼もまた、常日頃感性(センス)を誰よりも磨き、仕事に対し訓練されているから、

 

図面を書くこと、提案することが早いのだ。

 

 

 

 

 

話を車に戻して、

 

結局衝動買いしたカプリス。

 

コンテナに積めて日本へ輸入した。

 

僕がこの車を輸入したころ、日本にはほとんど存在していなかったセダン。

 

しかもノーマル。

 

輸入した際に「セダンのガス検はないんじゃない?」と言われた。

 

しかし運よくあった。

 

あったということは僕よりも先にセダンを輸入していた奴が、少なくても一人は存在したということ。

 

日本でナンバーを取得するためにガス検は基本不可欠。

 

 

 

 

それから2回目?の車検に出した時の事。

 

部品屋の従業員が言う「ノーマルじゃないから、部品が出ないよ」って。

 

それだけいじっていた(ノーマルでない)車ばかりが、日本で走っていたという証拠。

 

ローダウンしたり、エアロパーツを付けたり。

 

毎日車の部品を扱っているプロでさえ、当時ノーマルのカプリスを見たことが無かった。

 

 

 

まだインターネットなんて普及されていなかった時代。

 

それからずいぶん経ってからかな?

 

僕は人より早い方なので、ポルシェの部品をインターネットでアメリカから輸入していた。

 

だいたいみんなパソコン持っていなかったからね。

 

そうそう初めて買ったパソコンは、ローンで買った。

 

記憶がよみがえってきた。

 

ちょっと時系列が前後するが、携帯電話を持ったのも僕は早かった。

 

会社でも社長以下、誰一人携帯電話は持っていなかった。

 

同級生では僕と慎ちゃんだけだった。

 

まだポケベルが流行る前。

 

懐かしくなってきた。

 

ポルシェの写真と部品の写真も出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

ポルシェの後ろからわずかに見える「クラウン」

 

昭和53年?のスーパーサルーン 5速マニュアル車 ワンオーナーの「群55」ナンバー。

 

金がないのに、僕は何台車を持っていたのだろう?

 

 

そうだ、思いだした。

 

先程僕は「車なんて衝動買い」と言った、書いた。

 

しかしこのポルシェを買った経緯。

 

衝動買いなんてもんじゃなかった。

 

 

当時、友達の車屋に「ポルシェほしいなあ〜」とつぶやいた。

 

仕事をしていなかった時なので、金はない。

 

僕が言うポルシェとは911の事。

 

それはボクスターでもなければ、カイエンでもない。

 

(当時まだカイエンもパナメーラもなかったけどね)

 

色だ、予算だ、そんな話はしない。

 

普通に、「ポルシェほしいなあ〜」と言っただけ。

 

そしたら、次の週ポルシェがあった。

 

「買っておいたから」

 

 

 

 

1978年 ポルシェ911SC ピーキーなkジェトロ。

 

きちんと僕好みのリアウイング無し。

 

買うなんてひと言も発していないし・・・。

 

でもうれしかった。

 

 

 

 

時々そんなことがあった。

 

4気筒の2000cc買って、「力がないな〜 遅いなあ〜」とつぶやいたら、

 

「V6の2,500cc買っておいたから」と。

 

同じ車だけど、色も違うし、カタチも違う。

 

 

 

 

 

話を戻して、シボレーカプリスの隣

 

前列真ん中が「シボレーのアストロ」

 

これは95モデルの新車並行。

 

94年まではフェイスが違うでしょ。

 

で、95モデルはまだインパネ?コンソール?が運転席に向いていないタイプ。

 

ボイドのアルミを履いて少し今っぽく(当時)

 

よく日本で走っていたのは「LS」僕のは「LT」グレードが違う。

 

 

 

そして、前列右の車。

 

VWゴルフ。

 

これもお前らのゴルフとは少し違う。

 

何が違うか?

 

「マニュアルでディーゼル」

 

「オートマ、ガソリン」ではない。

 

完全なヨーロッパ仕様。

 

21世紀もずいぶん経ち、平成から令和に変わった今、

 

日本市場で、ディーゼルのヨーロッパ車はめずらしくなくなった。

 

しかしこの時代、そんなゴルフに乗る日本人は少ない。

 

ディーゼル=トラック みたいな時代。

 

 

 

 

共通して写っている、日産のバネットバン。

 

これは使い勝手が良いのでずいぶん乗った。

 

家具屋を始めたころまで乗っていた。

 

国内の業者からソファーを仕入れる際、

 

荷室に3人掛けのソファーを1本入れ、

 

屋根の上のキャリアに3人掛けのソファーを2台積んで走っていた。

 

流石に高速は走れづ、一般道を走っていた記憶がある。

 

 

 

この2枚の写真を見ても僕はずいぶん車に乗っている。

 

でもよく考えると、家具屋になってから貧乏になった!?

 

あらためて考えてみると・・・。

 

 

 

いや、そうではない。

 

仕事をしないで、1年以上遊んでしまった結果貧乏になったのだ。

 

で、家具屋を始めた。

 

そう言えば、この写真のころはまったく仕事をしていなかった時期だ!!

 

ポルシェとクラウンに乗って遊んでいた。

 

手取り13万のサラリーマン時代、手取り15万の飲食店時代

 

貯金なんかできないよね

 

それで車買うのだから・・・

 

週に2日はきちんと飲みにも行っていた。

 

 

 

 

そんな経験が今の僕を支えている?

 

「やり方」だよね!!

 

高い家具、高級な家具を買わなくても、インテリアなんて素敵に快適に出来る。

 

大して給料もらってなくても、車を複数台所有できる。

 

手取り13万の頃に通っていた飲み屋?飲食店はシステムが素敵だった。

 

料理を1品頼むと、アルコール飲み放題!!

 

どんなシステム??

 

お通し代やチャージなんてものもなかった。

 

きちんとしたビルに入っているお店。

 

ドラムのセットも置いてある。

 

従って、3人で行くとする。

 

3品料理を頼む、その日は飲み放題。

 

時間制限もない。

 

だから何人で行っても、一人頭の会計が¥1,000〜¥2,000(一人1品以上料理をオーダーしなければ)

 

それでいて、お客は入っていなかった。

 

夢のような店。

 

当時は元気の良い居酒屋が流行っていたので、若者はみな居酒屋へ。

 

ちょっと生意気な僕らは、居酒屋ではなくそちらのBAR?飲食店?に。

 

自宅で飲むより安かった。

 

 

 

 

ソファーの話のはずが、車の話になった。

 

ソファーの話はまた後でいいか!?

 

とりあえず画像だけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキの頃、たくさんお酒を飲んだ。

 

ガキの頃、誰よりもたくさん車に乗った。

 

だから今は家具に専念しています。

 

 

今でも、多少お酒は飲みます。

 

もちろん車も乗ります。

 

でももうそろそろ、酒も車も卒業かな?

 

 

 

 

 

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